消防署の皆さまと消防訓練を行いました

11月29日、フラワーホームでは、消防訓練を行いました。


今回は消防の方と一緒に、報知器を使用した訓練を行いました。

館内の非常ベルが鳴ることを事前に告知していた為、避難訓練開始前から事務所に避難通路を再確認しに来られる入居者さまや、自分にも何か出来ることはないか申し出てくださる入居者さまもいらっしゃいました。有り難いことです。


事前にスタッフの間でシミュレーションを何回も行ってから訓練に臨みましたが、頭では理解していても、いざベルが鳴ると緊張から戸惑ってしまうスタッフの様子もありました。

消防士の方が「訓練に慣れてしまうことは良くないが、怖がることも良くない」とお話してくださいました。


前回は報知器を使用しない訓練だった為、入居者さまの参加が少なかったのですが、今回は日中お部屋に居られた入居者さまの多くが参加してくださいました。

居室からお顔を出して「どっちに行くんや~」とお隣同士で会話をされている様子がありました。


今回は「スタッフが少ない夜間帯に火災発生」を想定しての訓練だったため、車椅子の入居者さまを他の入居者さまがサポートする等、入居者さま同士自然と助け合って、焦らずに安全に外に避難することが出来ました。


入居者の皆さまの安全のためにスタッフが頑張らなければ!との思いで始めた訓練でしたが、訓練前から積極的な入居者さまが多くいらっしゃり、スタッフ同様、入居者さまの防災意識がとても高いことに気付かされました。


スタッフも入居者さまも消防士の方のお話をしっかり聞き、理解できるまで質問を続けるなど、消防訓練に対して意欲を感じられました。

消防士の方が、フラワーホームの火災設備は新しくて整っていることを説明してくださったので、入居者さまも一層安心されたご様子でした。


「こういう訓練は大賛成だ。月に2回してもいい」と発言される入居者さまもいらっしゃいました。

実際に身体を動かして訓練したことは、自信になると思います。

入居者さまとスタッフが一体感をもって訓練を実施する事ができました。


訓練の後は、お茶と手作りおやつをお出ししました。

茶話会でもオーブントースターや電気ストーブには気をつけてくださいと改めて注意喚起させていただきました。

皆さまに安全に快適に楽しくお過ごしいただけるように、いろいろと考えて実行してまいります。


ご協力くださいました消防署の皆さま、誠にありがとうございました。

消火器の使用方法をはじめ、非常に親切で丁寧に教えてくださいました。

今回の訓練でフラワーホーム全体の防災意識が高まったことを実感しています。

次回は阪南防災の方と共に、スモークを使用し、火災の臨場感や怖さを体験していただこうと思います。