雷親父になってコロナを「ちゃぶ台返し」で吹き飛ばそう~!

高齢者のワクチン接種が進んできた影響なのか、先月は入居相談のお客様が多く、いつも以上に忙しい日々でした。

今回のスタッフブログは父の日のイベントですが、ご報告が遅くなってしまいました。

m(_ _)m

現在のフラワーホームのコロナワクチン接種状況ですが、

現在、フラワーホームの入居者様(高齢者施設入居者枠6月19日・2回目完了)、

及びスタッフ(高齢者施設従事者枠7月12~13日・2回目完了予定)で、コロナワクチン接種も順調に進み、現在のところ発熱の体調不良等、一切発生はありません。

これからも、館内の消毒・手指消毒等の感染予防措置を徹底して進めていきます。


さて、父の日は、母の日よりどこか印象が薄く感じます。

母の日はカーネーションですが、父の日…父の日…父の日…。

父…と言えば… 地震・雷・火事・親父! 

親父といえば、ちゃぶ台返し!! 

巨人の星・寺内貫太郎一家のイメージでしょうか?


実際にちゃぶ台返しを行った親父の話は聞いた事はありませんが、コロナ禍の今、入居者の皆さまも様々な思いをお持ちだと思い、このご時世の不満を少しでも笑いに変える事が出来たらと考え、入居者さまに「ちゃぶ台返し」をしていただきました。


入居者さまが親父役となり、浪平さん風のカツラをかぶり、「本日の主役」のタスキを付け、スタッフは幼気な子供役、男性のケアマネージャーが、パーマカツラと割烹着姿で妻役。

ちゃぶ台の上には、父の日のメニューで、ビールにお酒にサンマ。


スタッフが着用したスカートや頭のリボンは、仕事として、大手百貨店から洋服を依頼され縫製していた、腕におぼえのある入居者さまが「これで、いいんか~ぁ?」とササっとミシンで仕上げて下さいました。


早速 入居者さまのお部屋へ。

ドアを開けると、スタッフを見て大笑い!浪平さん風のカツラをかぶり、皆で大笑い。

いざ、ちゃぶ台をひっくり返すとなると、「ほんとに、ひっくり返すの?」「何するんよー!ひっくり返して大丈夫なん?」と恐る恐るの方、「ちゃぶ台をひっくり返すなんて、やった事ないで!」など、皆さま戸惑われていました。


どちらかというと、男性の方が優しく引っくり返すというよりも、ゆっくり倒すといった傾向があり、お人柄?なのかなと思いました。

スタッフが「思いっきり、やってみて」と半ば、お願いすると、ゆっくり、そ~~っと、ちゃぶ台を斜めに倒される方や、力強く「エイ!」と掛け声をかけ、ガラガッシャン!と廊下に響く音を出され、音に驚く方、スタッフの様子を見ながら「面白い事を真面目にやっている事が面白い」と楽しく笑われる方がいらっしゃいました。


ご自分の携帯電話で画像を撮り「家族にラインするわ」と笑顔になる方や、他の入居者さまの「ちゃぶ台返し」を見て笑られる方など様々でした。


ちゃぶ台をひっくり返した音で、コロナウイルスもフラワーホームに驚いたのではないでしょうか?

 

ただ、ちゃぶ台をひっくり返すことで、昔のあまり思い出したくない記憶を思い出してしまわれた方もいらっしゃったので、今後のレクリエーションを行うにあたって、そういう点も考慮していかなければならないと学ぶことが出来ました。