母の日の昼食

母の日の昼食は、お赤飯、海老と潮鯛と鮪のお刺身、小柱と銀杏が入った茶わん蒸し、鶏じゃが、黄桃と白桃のデザートでした。


赤飯があるのを見て、「今日は何の日・・・?」と思いを巡らし、ご自身で思いつかれると嬉しそうなお顔をされる方や、「母の日ですよ」とお伝えすると「あぁ」と納得したようなお顔をされる方もいらっしゃいました。


本当は隣同士でお喋りしながら楽しくお食事していただきたいところですが、新型コロナ感染症予防を心掛けておられる入居者さまが多く、会話は控えめに、静かに召し上がられました。


男性の入居者さまにカメラを向けてみると、「母の日やで。なんで俺を撮るの?!」と笑われました。


女性の方を撮影させてもらおうとすると、「前日ホームページに載ってたよ」と仰ったので、入居者さまもスタッフブログを読んでくださっているのだなと思いました。


新型コロナ感染症対策として、イベントは自粛させていただいてますが、お赤飯など母の日用のお料理で、季節を感じていただけたようでした。

先日、施設長より「高齢者の方々はお食事が楽しみ」という言葉を聞きました。

なかなか外出や面会も思うように出来ない今、趣味などを持たれない方は特に、お食事の楽しみは一番身近なものだと思います。

大切な日の食事を喜んで食べていただけるようにと、しっかり取り組ませていただきました。


といっても私だけの先行した気持ちだけでは皆さまに喜んでいただけるものを提供出来ません。短時間の中で、それぞれ協力して、温かいものは温かうちに、そしてお待たせしないようにお出ししました。


玄関に鯉のぼりを飾っています。

少しでも入居者の皆さまに季節感を味わってほしいと考え飾ってみました。


「良い感じやね」と写真撮影される入居者さまもいらっしゃいました。

ありがとうございます。