
当日は「わなげ」「ぴんぽん玉入れ」「盆踊り」「おやつ」という流れで進みました。

「わなげ」「ピンポン玉入れ」では、点数を競い合っていただき、点数の高い方から景品を選んでいただきました。

夏祭りの音楽を聴きながらの「わなげ」はいつもとは少し違った雰囲気だったようです。

景品があることをお知らせすると、皆様の表情にも自然とやる気がみなぎり、楽しみながらも真剣に取り組まれている様子が印象的でした。

的に向かって、思わず前のめりになるほど熱心に取り組まれるご様子も見られ、会場はいつにも増して笑顔と活気にあふれていました。

安全面への配慮から、的の位置を調整させていただくなど、個別に対応させていただいた場面もありましたが、皆様それぞれのスタイルで楽しまれていたご様子でした。
和気あいあいと体を動かしながら、自然と競い合うような場面もあり、笑顔あふれる楽しいひとときとなりました。

盆踊りの曲目については、悩みましたが、いくつかの音頭を流した中で、利用者様の反応が一番良かった「炭坑節」に決まりました。
「月が出た出た~」と音楽が流れると、自然と体が動き出す利用者様もいらっしゃいました。

縁日の当日まで、何度も振り付けを練習しました。
振付けの順番を紙に書いてお渡しした利用者様は、デイ終了後練習されていたようです。

盆踊りの振り付けは、椅子に座ったままでできるものを選んだのですが、利用者様のお一人は、当日音楽が流れると、「昔、自分は炭坑節で踊っていたから」と立ち上がり、スタッフと一緒に踊られました。
身体が昔踊っていた頃を思い出したのか、慣れた感じで上手に踊られていました。

やはり、縁日と言えば、「たこ焼き」と「ラムネ」!?ということで、今日のおやつとして「たこ焼き」をご提供いたしました。
「めったに食べれないので、うれしい」「おいしいわ!久しぶり」と喜んでいらっしゃいました。

景品は、高齢者の方が懐かしいと思って、喜んでいただけるものを選びました。
「自分では食べへんけど、孫にあげるねん」と発言される方もおりましたが、喜んでいただけて良かったです。

今回の縁日イベントを通して、皆さまの笑顔と活気に包まれた、心温まるひとときとなりました。
これからも、季節を感じられる楽しい催しを企画してまいりますので、どうぞお楽しみに。