秋の花壇へ植え替えをしました

花壇の植え替えの前に、

「季節外れと解っちゃ~いるが、サツマイモから芽が出たから植えてみた」


迷子のサツマイモから芽がグングン伸びると同時に愛着がわき出し、処分するのは可哀そう、でも食べるよりも、時期外れの苗付け・・・・。

愛情を注げば 何かが出来ると 根拠のない自信を感じ。


畑経験のある入居者様からは、

「これ カライモ(鹿児島の方言)か? 今植える時期ちゃうぞ!知ってるんか?」と

「あんた、これ芋か?今ちゃうよ?」と数名の方からお話がありました。

「温室で育ててみる」とスタッフも笑いながら。

もしも芋が育たなかったら芋のツルを食べようと考え植えました。


芋のツルと葉はスタッフの期待をしているかのように、グングン伸びています。

オンブバッタの食料にもなっているようです。

入居者様から「カライモ、水がたりんぞ~」とお声もありました。

季節外れのサツマイモが気になる方もおられ、入居者様の優しさを感じました。


今回の花壇のテーマは「実りのあるフラワーホーム」

サツマイモも実りがありますが、努力して良い結果を得るホームであるように 願いも込めて花々の配置を丸くしました。

実の付いた植物も 前回より多く取入れました。

お裾分けで頂いた球根も植えてみましたが、何の球根か不明です。

花が咲くまでの楽しみになりそうです。


お花の植え替え日は肌寒く、入居者様のインフルエンザ予防接種後だった事もあり、今回はスタッフのみで行いました。


植え終わった花壇を見て「円になってるんやね」と入居者様からの声もありました。

日向ぼっこが日課の入居者様から「また、花が変わったんやね!」との声や、「最近、外に出ないから見に行くね」など、嬉しいお言葉も聞こえてきます。


フラワーホームでの実りある新しい植物の取り組みでは、薔薇を育てます。

薔薇を愛する入居者様から、初心者でも育てやすいように 四季に開花するアンジェラという品種を頂きました。愛らしく気品もあり素敵な薔薇です。


入居者様からは、「今日はまた2個咲いてるぞ!」「やっぱり薔薇は綺麗ね」「可愛いね」などお声もあります。

エントランスには木香薔薇を置きました。


ホーム外の花壇にも薔薇の木を植えます。 

薔薇は子育てよりも難しいと聞いた事があります。

子育てもなかなか大変ですが、それよりも難しいとなると正直不安ではありますが、難しいからこそ、スタッフと入居者様と知恵と力を合わせ花を咲かせる事が出来ればと思いました。

とってもお洒落な入居者様と薔薇。ハイチーズ!


そのうちに、フラワーホームの場所をご説明させて頂く時に「薔薇が目印です」と説明できればと思いました。