見れたらラッキー!!10年に1度、咲くか咲かないか

(ドラセナ・マッサンゲアナ)通称 幸福の木

フラワーホーム内食堂にある幸福の木に蕾が出来ているのをスタッフが発見!!

「はじめは葉っぱかな?と思ったけど、蕾ですね!見られたらラッキーだそうです。」と。

話を聞くと同時に、植木の好きな入居者さまに「見て下さい」と。 

嬉しさと、楽しみ、ワクワク感のお知らせです。


それからは食後などに入居者さまと「まだ咲かないね」と。 

小さな蕾が恥ずかしくなり引っ込んでしまいそうなぐらい見つめ、写真を撮ったりと、わが子の成長を見守るような感じで「こっちの方が日当たり良くない?」「ロールカーテンが 当たらない?」「張り紙を作ったら?」など過保護のようでした。

どんな花が咲くか誰も見たことが無いので、ネットで検索をすると、開花は夕方18時頃から、香は強いと書いてありました。

香りが強いと入居者さまの食欲に影響が出ないかな?蜜で床が滑りやすくならないかな?と心配もしましたが、咲いてから考える事にしました。


幸福の木のお花をお見せする前に、お庭の写真を紹介させてください。少し前の写真です。


徐々に蕾から茎?が伸びだし、小さな白い蕾が分かるようになり、後は花を待つだけでした。

入居者さまが夕食を済ませ、お風呂に入られる時間帯に、食堂からユリのような香りが漂ってきたので、幸福の木を見ると 咲いてるではないですか!!

早速、入居者さまにお知らせです。


お風呂上がりの方もおられましたが 数名集まって下さり撮影会です!

「香がすごいね、香水みたい」「可愛い花ね」

「植物は手をかけた分だけ答えてくれるからね。花が終わったら栄養をあげないとね」

「フラワーホームやから、園芸クラブを作らなアカンね!」など、植物を思いやるお気持ちや、新たな発案も頂きました。

珍し花が咲いたことで 幸福の時間を入居者さまと共に過ごせる事が出来ました。


フラワーホームで植えた向日葵の種が沢山とれた事もあり、館内玄関先に置いています。

良ければ お持ち帰り下さい。


どこかの庭先でも元気に咲いてくれると思います。

少しずつですが、花々も蕾を付け出しています。