七夕に必要な「こより」作りを入居者さまにお願いしました。
毎年お願いしているので手慣れたものです。
一本の線を引くかのように綺麗に真っすぐに、こよりが出来上がっていきます。
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スタッフも挑戦しますが…「むぅ・・どうするの?出来ない。何で?」
頭の上にクエスチョンマークが現れました。
「こうするんよ!両手を同じに動かさないと」と作り方を見せてくれますが、途中で和紙が切れたり、一部が分厚くなったりと難しいものです。
「昔は、こよりを合わせて紐を作ったな」「そうそう」と入居者さま同士での会話も弾みます。
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節句や季節の行事があるたびに、入居者さまが過ごしてきた生活の様子や習慣を伺えるのもスタッフにとっては良い勉強になります。
丈夫な「こより」が出来たので、お飾りや短冊が竹から落ちる事無く、入居者さまの願い事が天の川に届くと思いました。
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こよりが出来上がると今度は、お飾り作りをお願いしました。
腕に覚えのある入居者さま達が飾りを楽しそうに作られていました。
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折り紙で輪を繋げると自然に「ささの葉ぁ さ~らさ~ら」と歌が聞こえ、軽やかな合唱となり、お飾りを作る手も弾んで見えます。
率先して色々とお手伝いしてくださる入居者さまもいらっしゃり、何かをしてみたいと思われる方で、やはり表情は生き生きとされています。
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飾り付けも入居者さまに手伝っていただきました。
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時間をずらして10名ほどが飾り付けに来てくださり「どこがいいかなぁ?」「ここにつけた方がいいんじゃない?」「きれい!きれい!」とアイディアを出してくださり、他の入居者さまを褒めたりして和やかな雰囲気でした。
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BGMとして「たなばた」を流しましたが音楽に合わせて口ずさむ入居者さまもいらっしゃり、スタッフもご一緒に美声?を響かせていただきました。
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ご夫婦の入居者さまが飾り付けに来られたのですが、お母様が短冊をつけるのに苦戦されているのを、お父様が後ろから手伝ってあげて、お二人で付けられている姿に、すごくほっこりと幸せな気分になりました。
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願い事をお書きにならない入居者さまがいらっしゃいました。理由を伺うと「今十分幸せです。願い事はありません」との事でした。
何枚願い事を書こうかと悩んでいたスタッフには恥ずかしくなるお言葉でした。
短冊や笹飾りが沢山だったので「笹がもう1本あったら良かったのにね」とのお声もいただきました。
飾り付けをした2日後に短冊を事務所に持って来られた入居者さまがおられ、飾り付けをする声かけが出来ていなかったようで「はみごになってます」と悲しそうにおっしゃいました。
知らないうちに飾り付けが終わっていたことを残念に思っておられ、配慮にかけていたことをお詫びしました。今後同じことが起こらないように対応して参ります。申し訳ございません。
コロナ禍の現在なかなかコミュニケーションが取りにくい状況ではありますが、男性女性、2階3階にお住まいなど関係なく、混ざってお話しながら楽しそうに過ごしていただける時間が今回持てたことを嬉しく思います。
皆様が笑顔になれるようなイベントを今後も考えて行きます。
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入居者さまの願い事の多くが健康やコロナ終息に関するものでした。
年齢を重ねるごとに健康の大切さを認識していくのだと感じました。
入居者さまの健康に対する願い事がかないますように、今後も引き続きフラワーホームのスタッフの1人として入居者さまをサポートしてまります。