入居者さまとフラワーアレンジメント

フラワーホームの花々が満開になり、眺めるだけでは勿体ないと、花壇の花を摘んで入居者さまとフラワーアレンジメントを行いました。


一緒にやりませんか?とお声をかけると、お部屋からすぐに来てくださり、意欲を持って取り組んでくださいました。

容器はハロウィーンを意識して、かぼちゃの小さなカップにしてみました。


初めは「こんな小さなカップで 花を生ける?」との声もありましたが、一人がいけるより 皆で一つの作品にしますと説明をさせていただくと、「じゃ、やってみるわ~」と思い思いの花をカットされ、手際よく大胆に活ける方、慎重にバランスを見ながら生ける方、迷いながら生ける方、それぞれ思い思いに生けられました。

お好きなのか、目が輝いていらっしゃる方もいて、こちらまで嬉しくなりました。


「フラワーホームの花壇に、こんなに可愛いお花咲いてたんやね~」とか、普段から花壇のお花をよくご覧になっている方も「こんな花あった?」と、花を見つめながら笑顔になっていらっしゃいました。

いつも花壇のお花に声を掛けるとおっしゃられた方もおられ、優しい気持ちでお花の成長を見届けてくださっていたことに気づきました。


入居者さま同士で会話しながら作業される方、黙々と作業し完成後お互いの作品を「これ可愛いね」と褒め合われる方など、ほのぼのとした雰囲気でした。

同じ種類の花を使っても、皆さまがた似通ったアレンジは無く、可愛く仕上がりました。

 

今回は男性の入居者さまも参加してくださり、初めは「イヤ!」と首を振っていた入居者さまも、1つ作った後、写真を撮って娘さんに送って家に飾りたいと言ってくださいました。


玄関にレイアウトすると、外出から帰って来た方が、「これ、フラワーホームに咲いている花やね」と気が付き、声をかけてくれました。

フラワーホームに来られたご家族の方に、レイアウトするなら下に置くか一つに固めるか、どちらが良いかスタッフが尋ねると、「下にもある方が良いよ」とアドバイスを頂きました。

可愛いですね!パッと華やかな雰囲気になりました。


前記のご家族様より「ここは色々と取り組んでいるね」とのお声を頂き嬉しかったです。


コロナ禍で以前のような大規模なイベントは自粛が続いていますが、少人数のイベントが行えたような気がします。

このような小さなことでも生活に変化があると、会話も笑顔も生まれるんだなぁと改めて思いました。


短い時間でしたが、入居者さまとの楽しい時間になりました。

皆さまが安心して楽しく生活できるには・・・を考えながら、少しでも日々行動を起こそうと考えています。