紅葉見学ツアーを行いました

11月30日(金) 夢の森公園・永楽ダムに、参加希望の入居者様14名と行ってきました。

前日から「明日が楽しみやぁ」などのお声が聞かれ、当日は出発時間の何十分も前から続々と集まってくださいました。

天候にも恵まれ、

「いい天気で良かったよ」

「日ごろの行いが良いからやわ~」など、参加者全員が意気揚々とお元気なご様子。

永楽ダムに訪れたことがある入居者さまも数名いらっしゃった為、道中は外の景色を眺めながら、「昔はここも、こんなんやったのになぁ~」など、色々昔の思い出話で盛り上がりました。

「道順間違えてないかぁ~?」などの冗談が入居者さまから飛び出し、車内が笑いに包まれる場面もありました。


永楽ダムに着いて、少し寒かったので屋内で行楽弁当をお召し上がりいただきました。

やはりいつもと違うシーンでのお食事は食が進むのか、ほとんどの方がお弁当を完食されました。


お食事の後は、夢の森公園を散歩したり、皆で写真を撮ったりしました。

お天気も良くて、日が照っていて、気持ち良い紅葉ツアーでした。

普段は歩行器を利用されている方も、気持ち良い天気に誘われて、スタッフに見守られながら歩行器を使わずにお散歩をされました。

「昔に来た時と大きく変わったなぁ。また来られて良かった」とのお声もお聞きしました。


公園内に大きな滑り台があり、それを見つけるなり入居者様のお一人が「すべるぞー!」と登って行かれました。


大変お元気で健康な方なので、スタッフはお止めせず見守ることに。

両手を大きく広げ、とても楽しそうに2往復もされていました。

弾けるような大きな笑顔をされていて、見ている私たちまで嬉しくなりました。


他にも滑り台横の50段以上もある長い階段を往復される方もいらっしゃいました。

スタッフにとっては、これらの行動は予想外の事だったのですが、入居者さまの、自らの意志や判断に従って行動する主体性を尊重しながらも、事故が起きないよう、スタッフが声を掛け合ってフォローし合いながら、入居者の皆さまの見守りを行いました。


外出のレクリエーションは、ルートやトイレやお昼ご飯の場所やベンチの有無などを調べる為に、下見に行ったりと準備が大変です。

しかし、自然を見ながら「あぁ綺麗なぁ」と良い笑顔を浮かべていらっしゃる入居者さまを拝見すると、もっと色々な場所へ行って、色々な景色を見て、会話を楽しんでいただきたいなぁ、レクを通して外へ出る機会を増やして、皆で楽しい時間を過ごして「楽しいなぁ」と思っていただきたいなぁという想いが沸いて来ます。

スタッフ全員がイベントに携わりチームワークで業務遂行していきます!