入居者様から手作りの贈り物

今回のスタッフブログは、フラワーホーム理事長の立花が書かせて頂きます。

と言うのも、86歳の男性入居者様(Nさん)から、心のこもった手作りの品を頂きましたので、

せっかくですから、スタッフブログの場を借りて、多くの方にお披露目させて頂こうと思いました。


こちらは切り紙で作られた不動明王です。

不動明王は忿怒の相ですが、右手に悪を断ち切る剣を、左手に救済の縄を持っています。

強さと慈悲を合わせ持ったこの仏像が私は一番好きで、見かけたら必ず手を合わせる・・・と以前お話したのを覚えていて下さったようで、切り紙で作ってくださいました。

迫力満点の素晴らしい作品だと思います。


これまでにもNさんは沢山、ご自身が制作された作品をフラワーホームにご提供くださったので、

一つ一つ額縁に入れて、施設の廊下に飾らせて頂いています。


展覧会で作品が展示される腕前ですので、フラワーホームの入居者様アルバイト制度>>で、切り紙のレクリエーションの講師をして頂いたこともあります。

また他の高齢者施設にも、切り紙教室の講師として行かれているそうです。


趣味を持つということは、生活の楽しみが増えることだと思います。


入居者様が生きがいを持って、生き生きお暮しになっている様子を拝見すると、嬉しく思います。

(立花克彦 記)