紙相撲大会を数日に分けて開催しました

緊急事態宣言下で外出自粛が続いております。

何か楽しいイベントで、少人数ずつ、短時間で行えるものがないか?と考えた結果、普段から入居者さまが相撲鑑賞を楽しまれていたので、トーナメント方式の「紙相撲大会」を開催しました。

感染対策のため、短時間、少人数で行えるように、数日に分けて開催しました。


大会がより盛り上がって皆さまに喜んでいただけるように、賞品もなかなか良いものを沢山ご用意しました。

優勝者には商品券3,000円、優勝カップの変わりとしてカップ麺を各種、準優勝者には住居洗剤各種、3位には消毒スプレー・消毒ジェルセット、4位にはトイレットペーパー 5位には箱ティッシュなどをご用意しました。


6体の力士の中から気に入った力士を選んでいただきます。

1戦・2戦目は練習としノーカウント。3戦目で勝敗が決まるルールです。


初めは静かな取り組みでしたが、自分の取り組みの参考にしたいと、徐々に見学者が増え、応援の手拍子が起こります。


とくに本番の3回戦は盛り上がり、「押し出した!」「右手が付いた」「こっち、倒れた」「今回は、仕切り直しや 」「いや~ぁ 負けた」など対戦者よりも周囲が盛り上がりを見せました。

食堂前の廊下に、今日の勝敗を貼りだすと、「意外と盛り上がったね」と入居者さまからの声もありました。


せっかく大会を開催するなら、子供の遊びではなく大人でも楽しめる遊びにして盛り上げたいと思い、団扇で軍配を作り、カラーテープで清めの塩を作り、段ボールで土俵を作ったりと様々工夫をし、雰囲気を演出しました。 

それが功を奏したのか、皆さまに楽しんでいただけたと思います。


1戦目から力を入れる方や、本番に備えて1戦・2戦目は相手の出方を見る方や、参加者それぞれの手法で対戦されていました。


今回の優勝者は女性の入居者さまでした。

パーティークラッカーでお祝いです。カラーテープの陽気さが、この1年間のコロナの暗いニュースを吹き飛ばしてくれたような気がします。


ご主人との夫婦対決も盛り上がっていました。

奥様の優勝が決まると、ご主人が「かかあ天下やなぁ」と仰ったので「わははぁ」と笑いが起きました。ご夫婦も、周囲の入居者さまも、スタッフもみんな笑顔でした。


イベントが終わると「楽しかったね」「今年で1番、笑ったわ」など大変嬉しい声がありました。